2006.8.23

同行者：なし（７０さん随所に合流）

灯火を終えてそのまま朝５時にヒメオオ探索を行うことにしました。

まだ人は入っていないであろうということで総採計画である。

有名林道ではなく近場のヤナギポイントへ行って見ることに。

しかし、昨日死骸を発見したのでいるのは間違いないのだが、木を眺めて廻ってもそれ
らしきものは見えない。

いないのか？　それとも見つけられないのか？

蹴りをかますという暴挙にも出てみる。

しかし、葉が落ちるだけである・・・。

それでも２時間以上は粘って探してみましたが、クワガタの影も形も見つけられませんで
した。

宿に戻って、シャワーを浴びてから速攻深い眠りに落ちました。

１２時過ぎに宿のご主人のノックにて目が覚める。

７０さんがヒメオオポイントに誘いに来てくれました。

７０さんとともに某有名林道ではない林道へ入って行きヤナギやその他の木を２人で見
て廻る。

蹴りも入れてみる・・・落ちてこない。

　　スジクワガタ発見したが・・・　　　　　林道にはヤナギがあるのだが・・・

短い時間でしたが、採集を終えて食事を２人でしてから一度分かれまして夜の灯火に備
えました。

時間的には充分時間があったので、再度朝見たヤナギの群生地を見て回りましたが、ヒ
メオオの成果はありませんでした。

今日も昨日と同じ場所で灯火をすることになりました。

今日も夕方から雲が出てきまして蒸し暑さが残っています。

今日は昨日に比べると若干蛾の集まりが良いようである。

２０時・・・・・・その時がやってきました。

灯火のはるか前方５メートル以上はなれた場所にひっくり返る甲虫。

「カブト虫か・・・ん？違う！おおくわだ～」

隣（１０メートルほど離れた場所）にて灯火をしている方のところへ報告に行きました。

どうも、私は自慢をしたい癖があるようである。

わたし「どうも～。♀とんできましたよ。」（ムフフ・・・）

隣の方「私もオスが飛んできましたよ」

でかい・・・・そして綺麗・・・・。

わたし「がんばってくださいね・・・戻ります・・・」

今回も自慢作戦失敗の巻きでしたが、隣の方と一緒に自分の灯火に戻ってみると・・・・

ひっくり返ってもがいてるあいつがいた・・・

オオクワの♀である。でかいぞ・・・

興奮の中そいつを手にして他を見回すとすぐ先に

なんと一度に、両手にオオクワである。

しかし、この♂よく見ると歯が欠けてる。

こいつの歯を折ったやつがどこかにいるはずである・・・・・。

ここでまた私の自慢病が・・・。勝った・・・・のか？

よく分からないけどかなりいい場面を見せ付けてやった。

その後は甲虫の飛来は相変わらずまばらで、暇になってしまった為携帯で遊んでいると
７０さんが様子を見に来ました。

隣の方の初めに声をかけたらしく、隣の方と一緒にこちらへ。

７０さん「隣の方も３匹採れたみたいですしね～」

・・・・・・・ちがうだろ、３匹採ったのは私だけで隣は１匹ですよ。・・・・・

わたし「そうなんですか？」（間違いを指摘するのもやらしいし・・・）

隣の方「ええ、そうなんですよ。あの後オスとメスが１匹づつ飛来したんですよ～」

見せてもらうとオスは先ほどのものとほとんど同じくらいで、私が捕まえた♂とは比べ物
になりません・・・・。

負けた・・・・完全なる敗北だ・・・・

隣の方は２３時には意気揚々と帰って行ったのである。

もうオオの飛来も望めそうにないしこれはこれで満足の行く結果だったので０時まで粘っ
て終了することにしました。

私の灯火セットは３００Ｗと４００Ｗの２灯を点けているのですが、片付けのために１灯を
消して作業をしていたところ、何故か残った１灯にボトボトとミヤマが相次いで落ちてきま
した。

そのミヤマを拾って作業を続けようとしているとカブト虫が雨のように落ちてきます。

１０分以内に必ずクワガタも飛来し始めました。

片付けている最中でしたが、面白くなって止める事が出来ません。

しかし、疲労がたまっているのと眠気のためやめたい・・・・。

「１０分何も来なかったらやめよう」

と決めていたのですが、１０分以内には何かしら飛来が続きます。

ミヤマ・アカアシ・ノコ・コクワ・かぶと・・・・・・

そして・・・・１時４５分事件は起きました

コクワのオスを拾っているその後方からこちらに向かって歩いているやつが・・・

さすがに充分満足したので２時に消灯して宿に帰りました。

結果：オオ♂１♀３・ミヤマ♂１７・アカアシ♀３・ノコ♂２♀１・コクワ♂１♀６・

※上記のうちオオ♀１・ミヤマ♂１３・アカアシ♀２・ノコ♂２♀１・コクワ♂１♀２・カブト♂
２♀７　は０時以降の２時間での飛来である。