2006.9.17

同行者:つっちーさん

今年最後の遠征になるであろう採集に行って来ました。
今回の採集は今年の目標であり悲願の「ヒメオオ採集」です。

3連休ということもあり、渋滞を避けて早朝に目的地に到着するために早朝3時につっち
ーさんと待ち合わせをしました。
しかし、中央道に乗るはずが何も考えずに東名高速に乗ってしまいました。
載ってすぐに気づいて厚木で降りましたが、その後何故か逆走・・・・平塚にいまし
た・・・・。
全く持って何がなんだか分からない、自分でも呆れる遠回りをしてしまい目的地に着いた
のは予定よりも1時間半遅い時間になってしまいました。

あわててルッキングをすべく車を降りて木を見て回りましたが、とても寒いのに驚きまし
た。
涼しいのではなく寒いのです。
気温は13度・・・・・こんなんでクワガタいるのか??と、不安になりました。

それでも軽自動車で林道を廻っていると晴天のため気温は徐々に上昇してきました。
(曇りのち雨の予報でしたが)
しかし、車を降りては木を眺め、そしてまた移動・・・・。
かなりの木を見て回りましたが全くクワガタの姿は見れません。
見るのは明らかな採集者ばかり・・・。

長い林道を抜けて車を休ませる目的で見晴らしの良い場所で車を降りて見回しながら広
葉樹の森を探してみましたが、針葉樹ばかりが目に付きます。
それでも数少ない広葉樹林を目指して再度移動。
車ではちょっと無理そうな林道を歩いて登っていくと「ここだ!!!」と、言うようなシチュ
エーションの場所に出ました。
私の知る限りのヒメオオ生息に適しているはずなのですが、ここではかなりの時間をか
けてじっくりルッキング&蹴りをして回りましたがクワガタには会えずでした。
先行者が入った可能性もあるので次回(来年?)に期待します・・・。

 富士山
        天気もいいし、富士山も綺麗だけど・・・

その後、更に標高を上げていきまして、ルッキングを続けるもまったく成果は上がりませ
んでした。
しかし、材割の後などからもここらへんにいることは実感できました。

昼食のため地元のペンションまで車を走らせながらルッキングを続けていた時に思わぬ
形で事件が起きました。
ほぼあきらめモードの中路肩に車を止めて道路わきのヤナギを見ていると、つっちーさ
んが「のりさん!やったよ!」との声。
駆け寄って見てみると、その手の中にはしっかりとヒメオオの♂が入っていました。

天空のクワガタ
   手はつっちーさん。

これで再度モチベーションが上昇しまして採集にも力が入りましたが、腹が減って
は・・・・ということでペンションで昼食。
そこの女将さんの話によると「今年は特別少ないみたい。泊まっていた方も昨日からだ
めだったみたい。」との事です。
かなり厳しい採集地で、例年よりも厳しい状況の中での採集結果はまさに幸運。しかも
あんな場所で・・・・。

昼食後、帰りを意識しながら標高を下げて心当たりのある落石多発林道へ行くも思った
以上に標高が低すぎたのと、目的の木があまり見当たらなかったことからほぼ車から降
りることもなくふもとまで降りてきてしまいました。
この結果と、自分自身で捕まえていないことと、メスが採れていない事から再び山を登っ
ていくことにしました。
この辺りから天候が怪しくなってきまして、山頂付近まで行くとすっかりの雨模様となって
しまいました。
それでも暗くなるまではと思い、雨の中をルッキング。
軽で入れないところと採集者が見える所を除いて見て廻るも雨脚も強くなり、日没の時
間も考えて16時30分に終了となりました。

秋なんだな〜 
    ススキ・・・秋なんだな。   この木からヒメオオが発生しているのか?

結果:ヒメオオ♂1


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